原発再稼働に思う

2013年9月16日に福井県の大飯原発4号機が定期検査のため発電を停止し、国内の原発が全部停止しました。そうして2015年8月11日に鹿児島県の川内原発1号機が再稼働するまで約2年近く原発ゼロの期間がありました。この間の電力各社の努力や、国民の節電意識の高まりで、電力不足による大きなトラブルは無かったと思います。そんな中で政府や経産省は、全原発の再稼働を目ざいています。それどころか、あわよくば原発の増設まで目論んでいるのは歴然です。でも、本当に全ての原発を再稼働する必要があるのでしょうか?政府は安定的な電力供給を強調しますが、そのために総てを動かす必要は無いと私には思えます。無駄な発電は電力料金に跳ね返り、国民に無駄な負担を強いるのでは無いでしょうか。

それに原発の再稼働によって経済が浮揚すると言う、政府や経済界の説明には、どうには合点がいきません。今の経済は世界規模で動いて、日本が原発を動かしたからといって、経済がいきなり良くなるとは思えません。

それよりも再生可能エネルギーの積極的な導入で地方自治体が小規模な発電を進めれば電力の自由化も進み、大手電力会社の供給が滞った場合のバックアップにもなります。そこにIoT(モノのインターネット)技術を導入して、安定的で効率良い電力供給を目指す新しい電力供給の在り方を開発できるのではないでしょうか。

そうなれば、古くなった原発(私は耐用年数40年を法律で決めるべきだと思います。)は廃炉し、稼働に問題がある原発は廃炉を積極的に進めた方が良い気がします。特に、東海トラフ地震で大規模事故に繋がる可能性のある太平洋沿岸の原発は慎重に考える必要を感じます。最大級の地震に対応出来る対策が本当に可能なのか、それに必要なコストが廃炉によるコストとどちらが経済的か。まして福島第1原発の様なケースが発生すれば、再稼動など考える余地はありません。

最後に、再稼動によって高レベル核廃棄物は増加するのに、その処分方法は未来に先送りにする苦しい方針しか政府にはありなせん。その上、一時的な地層処分の場所すら決まっていません。

この状況で玄海原発が再稼働すれば、原子炉内の貯蔵施設は数年でいっぱいとなります。その後は、中間貯蔵施設を玄海原発の近くに作る話も出ています。高レベル核廃棄を地下で管理する事ですら地震の多い日本で可能か疑問視されているのに、遥かに危険性の高い地上での中間貯蔵が長期間に及べばどんな重大事故が発生っするか恐ろしくて堪りません。

これは玄海町だけの問題では無いことは、福島の例を見ればあきらかです。再稼働は自分の生活にも関係した事として考えて下さい。

玄海再稼働、賛成46・8%|佐賀新聞LiVE http://www.saga-s.co.jp/sp/news/saga/10101/238631  

   

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