災害大国日本なのに・・・

特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の事務局長 明城 徹也 さんのお話しを聞く機会がありました。

もともと明城さんは、海外で紛争時の難民支援や自然災害の被災者支援などの緊急人道支援をおこなうNGOで働かれていましたが、東日本大震災をきっかけに国内の災害支援活動をおこなわれるようになりました。海外で多くの災害支援の経験を持つ明城さんでしたが、国内は事前の連携体制が十分に構築されていなかったため、支援の全体像が把握できず、現地での調整が困難だったそうです。そこで、NPOなどの有志が集まり、連携・協働のための仕組づくりを構築する事となり、2016年11月JVOADが設立されました。

明城さんは、自治体ごとに状況がさまざまで総てにあてはまる連携体制は無く、それぞれの地域がそれぞれの特性を勘案しながら災害時の連携体制を構築しなければならないと話されました。そうして事前に政府、自治体、社協、企業やNGO・NPOが連携のための協議を十分に重ねることが大事だと協調されました。

災害が比較的少ない佐賀県ですが、平時から色んな分野で連携を話し合う必要があるなと強く感じました。

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